交通事故のケガは、外見上は治っていても「痛みだけが残る」「ずっと違和感が続く」ということがあります。
このように3か月以上続く痛みを「慢性疼痛」と呼びます。
今回は、交通事故後の慢性疼痛が起こる原因と、その対処法について解説します。
1. 慢性疼痛の正体とは?
慢性疼痛とは、ケガそのものが治っているにもかかわらず、痛みが続いてしまう状態のことです。
脳や神経が“痛みを記憶している”ために、実際の損傷がなくても痛みを感じてしまうケースがあります。
このような痛みは、一般的な鎮痛薬では改善しにくいこともあります。
2. 交通事故後に慢性疼痛が起こる理由
- むち打ち症や打撲後の炎症が長引いて神経が過敏になる
- 筋肉の緊張や血流の悪化によるコリやしびれ
- 「また痛くなるかも」という不安やストレスによる心理的要因
これらが複雑に関わることで、痛みの悪循環が生まれてしまいます。
3. 放置してはいけない理由
慢性疼痛を放っておくと、痛みの範囲が広がったり、日常生活に支障をきたすことがあります。
特に、睡眠不足・集中力の低下・気分の落ち込みなど、心身への影響が出ることもあります。
「そのうち良くなる」と我慢せず、早めの相談が大切です。
4. 当院での慢性疼痛へのアプローチ
当院では、痛みの原因を「身体面」と「神経・心理面」の両方から捉えて治療を行います。
- 物理療法(電気治療・温熱療法)による筋緊張の緩和
- 理学療法士による姿勢・動作の改善
- 必要に応じて薬物療法や専門医との連携
痛みの根本改善を目指し、再発しにくい体づくりをサポートします。
5. ご家庭でできる工夫
- 同じ姿勢を長時間続けない
- 軽いストレッチや深呼吸で体をリラックスさせる
- 十分な睡眠とバランスの良い食事を心がける
生活習慣を整えることで、慢性疼痛の回復を後押しします。
まとめ
交通事故後の慢性疼痛は、「時間が経てば治る」とは限りません。
身体と心の両面からのケアが必要です。
平山整形外科医院では、痛みの根本原因を丁寧に見極め、一人ひとりに合わせた治療を行っています。
「ずっと痛みが続いている」「病院で異常がないと言われたけれど不調が残る」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。