ゴルフ腰①|玉名市の整形外科|平山整形外科医院

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ゴルフ腰①

ゴルフ腰はなぜ起こるのか?


ゴルフ腰とはゴルフのスイング動作によって腰に負担がかかり、腰痛や腰部の運動障害が生じる状態です。なぜ起こるのか、主な原因を整理すると以下のようになります。


主な原因


  1. 繰り返し動作による負担
    • ゴルフスイングは 腰を大きく回旋させる動作 を何度も繰り返します。
    • 特にドライバーなど強いスイングでは腰椎に大きなねじれと圧縮の力がかかり、椎間板や関節、周囲の筋肉にストレスが蓄積します。

  2. アドレス姿勢による負担
    • 前傾姿勢を維持したまま回旋するため、腰椎や背筋群に持続的な負担がかかります。
    • 柔軟性が不足していると、腰だけで無理に回そうとして負担が集中します。

  3. 体幹・股関節の機能不足
    • 本来は 股関節や胸椎の可動性、体幹の安定性 がスイングの回旋を分担します。
    • 股関節や胸椎が硬いと、その代償として腰だけで回旋してしまい、腰痛につながります。

  4. アンバランスな筋力
    • ゴルフは 左右非対称の動作 が多いため、筋肉のアンバランスが起きやすいです。
    • 体幹や殿筋群の筋力不足も腰部の安定を弱め、負担を増やします。

  5. オーバーユース(練習量やプレー頻度)
    • 連日のラウンドや過度な練習による疲労の蓄積。
    • 回復が追いつかず、腰痛が慢性化することもあります。

ゴルフ腰の代表的な障害


  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 腰椎分離症・すべり症
  • 筋・筋膜性腰痛
  • 仙腸関節障害

ゴルフ腰を予防するには?


  1. 正しいフォームを身につける
    • 前傾姿勢を保ちながら、腰だけで回すのではなく 股関節や胸椎を使って回旋 する。
    • 手打ちにならないよう、体幹主導のスイングを意識する。
    • ゴルフレッスンや動画でフォームを確認するのも有効です。

  2. 体幹(コア)を鍛える
    • 体幹が安定すると腰椎の余計なねじれや動きを抑えられます。
    • おすすめトレーニング:
      • プランク
      • ブリッジ(ヒップリフト)

  3. 股関節・胸椎の柔軟性を高める
    • 腰を守るには 股関節・胸椎 の可動性が重要です。
    • ストレッチ例:
      • 股関節回旋ストレッチ(開脚・ワイパー動作)
      • 胸椎回旋ストレッチ(四つ這いでの胸ひらき運動)

  4. ウォームアップを習慣に
    • 冷えたままの筋肉でスイングすると負担が増します。
    • ラウンド前には 股関節・肩甲帯を動かすダイナミックストレッチ を行いましょう。

  5. 練習・ラウンド後のケア
    • 練習後に軽いストレッチで筋肉を緩める。
    • アイシングや入浴で疲労をリセット。
    • 十分な睡眠・休養を取る。

  6. 練習量・プレー頻度を調整
    • 疲労が蓄積するとケガにつながるため、連日プレーは避ける のが理想。
    • 腰に違和感を感じたら無理をせず休むことも予防になります。

まとめ


ゴルフ腰の予防には、以下の4つの柱が大切です。

  • 正しいフォーム
  • 体幹の安定性
  • 股関節・胸椎の柔軟性
  • 適切な練習量とケア