ゴルフ腰はなぜ起こるのか?
ゴルフ腰とはゴルフのスイング動作によって腰に負担がかかり、腰痛や腰部の運動障害が生じる状態です。なぜ起こるのか、主な原因を整理すると以下のようになります。
主な原因
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繰り返し動作による負担
- ゴルフスイングは 腰を大きく回旋させる動作 を何度も繰り返します。
- 特にドライバーなど強いスイングでは腰椎に大きなねじれと圧縮の力がかかり、椎間板や関節、周囲の筋肉にストレスが蓄積します。
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アドレス姿勢による負担
- 前傾姿勢を維持したまま回旋するため、腰椎や背筋群に持続的な負担がかかります。
- 柔軟性が不足していると、腰だけで無理に回そうとして負担が集中します。
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体幹・股関節の機能不足
- 本来は 股関節や胸椎の可動性、体幹の安定性 がスイングの回旋を分担します。
- 股関節や胸椎が硬いと、その代償として腰だけで回旋してしまい、腰痛につながります。
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アンバランスな筋力
- ゴルフは 左右非対称の動作 が多いため、筋肉のアンバランスが起きやすいです。
- 体幹や殿筋群の筋力不足も腰部の安定を弱め、負担を増やします。
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オーバーユース(練習量やプレー頻度)
- 連日のラウンドや過度な練習による疲労の蓄積。
- 回復が追いつかず、腰痛が慢性化することもあります。
ゴルフ腰の代表的な障害
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰椎分離症・すべり症
- 筋・筋膜性腰痛
- 仙腸関節障害
ゴルフ腰を予防するには?
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正しいフォームを身につける
- 前傾姿勢を保ちながら、腰だけで回すのではなく 股関節や胸椎を使って回旋 する。
- 手打ちにならないよう、体幹主導のスイングを意識する。
- ゴルフレッスンや動画でフォームを確認するのも有効です。
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体幹(コア)を鍛える
- 体幹が安定すると腰椎の余計なねじれや動きを抑えられます。
- おすすめトレーニング:
- プランク
- ブリッジ(ヒップリフト)
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股関節・胸椎の柔軟性を高める
- 腰を守るには 股関節・胸椎 の可動性が重要です。
- ストレッチ例:
- 股関節回旋ストレッチ(開脚・ワイパー動作)
- 胸椎回旋ストレッチ(四つ這いでの胸ひらき運動)
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ウォームアップを習慣に
- 冷えたままの筋肉でスイングすると負担が増します。
- ラウンド前には 股関節・肩甲帯を動かすダイナミックストレッチ を行いましょう。
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練習・ラウンド後のケア
- 練習後に軽いストレッチで筋肉を緩める。
- アイシングや入浴で疲労をリセット。
- 十分な睡眠・休養を取る。
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練習量・プレー頻度を調整
- 疲労が蓄積するとケガにつながるため、連日プレーは避ける のが理想。
- 腰に違和感を感じたら無理をせず休むことも予防になります。
まとめ
ゴルフ腰の予防には、以下の4つの柱が大切です。
- 正しいフォーム
- 体幹の安定性
- 股関節・胸椎の柔軟性
- 適切な練習量とケア