交通事故による主な症状と対処法【交通事故シリーズ第6回】|玉名市の整形外科|平山整形外科医院

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交通事故による主な症状と対処法【交通事故シリーズ第6回】

4. 交通事故による主な症状と対処法


交通事故のケガは、見た目ではわかりづらいことも多く、放置することで悪化や後遺症につながることがあります。ここでは代表的な症状とその対処法をご紹介します。

むち打ち症(頸椎捻挫)


症状: 首の痛み、肩のこり、頭痛、手のしびれ、めまい、吐き気など。

むち打ちは、首が前後に大きく振られることで筋肉や靭帯が痛みを発する状態です。事故直後は症状が軽くても、数日後に強くなることがあります。


対処法:

  • 安静と冷却、必要に応じて頸椎カラーの装着
  • 消炎鎮痛剤や神経痛の内服
  • リハビリによる筋肉の緊張緩和、姿勢矯正

当院では、首の状態を詳細に検査し、無理のない範囲で回復を目指します。

腰痛・背部痛


症状: 腰の痛み、背中の張り、動きにくさなど。

事故の衝撃により腰や背中に負担がかかると、筋肉や関節が損傷し、慢性化するケースもあります。


対処法:

  • 腰部の安静とストレッチ
  • 温熱療法や電気治療で血流改善
  • 骨盤や姿勢のバランス調整によるリハビリ

自律神経の不調(交通事故後症候群)


症状: 頭痛、不眠、めまい、動悸、倦怠感など。

身体の損傷だけでなく、事故による精神的ショックが影響することもあります。


対処法:

  • 首や背中の治療で神経の圧迫を緩和
  • リラクゼーション療法(呼吸指導、姿勢改善)

交通事故による症状についての詳しい解説は、こちらのサイトでもご紹介しています。