今回、「認知運動療法」について勉強会を開きました。
認知運動療法とは「認知」「学習」というキーワードを運動療法に取り入れながら治療を進めていく治療法です。
脳の働きを考えた新しい治療法であり、怪我や病気で動きにくくなった身体に無理な運動は禁物です。患者さん自ら身体のことを考えていただくことで、脳が適切に働き、本来の働きを取り戻すことができます。
骨折や関節炎などの疼痛においても、損傷をおった身体で無理に動かすことによって、脳は異常な身体のイメージを覚えてしまいます。患者さんの認知(知覚、記憶、判断)へアプローチし「対話」しながら進め、疼痛軽減へ繋げていく事ができます。
患者さんの痛みの軽減や動作改善に向けて、様々な視点で関わって行けるよう努めてまいります。
リハビリ 理学療法士 小川