院内勉強会を行いました。今回は全職員に「当院で行っている注射について」という題名で私が講義をしました。
注射は痛くて、嫌いだと言う人は多いです。私ももちろん注射をされるのは好きではありません。しかし注射には様々なメリットがあります。
今回は以下の項目を講義しました。
•関節内注射(主に膝・肩)
•トリガーポイント
•Fasciaリリース(筋膜リリース)
•腱鞘内注射(ばね指、手首腱鞘炎、手根管症候群、テニス肘、ゴルフ肘など)
•仙骨裂孔ブロック(下肢全体の神経ブロック)
•神経根ブロック(局所の腰椎神経根ブロック)
•椎間関節ブロック
•仙腸関節ブロック
•麻酔のための各種神経ブロック
注射は患者さんに針を刺す行為ですので病院やクリニックでしかできません。
注射は電気治療などの物理療法やマッサージなどでは改善しない組織の癒着を剥したり、神経をブロックしたり、溜まっている水を抜いてあげたり、薬を注入することで疼痛を和らげたり、関節の動きを改善させることができる画期的な治療法です。
注射をする現場をなかなか見られない職員もどんな注射をしているのか、どんな効果があるのかなどを理解してくれました。
もちろん患者さんが望まない場合は注射はしません。
痛みや関節の動きが悪くてお困りの方は是非ご相談ください。