後遺症を予防するために大切なこと【交通事故シリーズ第14回】|玉名市の整形外科|平山整形外科医院

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後遺症を予防するために大切なこと【交通事故シリーズ第14回】

交通事故によるケガは、受傷直後の痛みが落ち着いても、後々「後遺症」として残ってしまうことがあります。
しかし、すべての人に必ず後遺症が残るわけではありません。

予防のためには、事故直後からの適切な対応が重要です。


  1. 事故直後は自己判断せずに受診を


    事故後すぐに症状が軽くても、「数日後に痛みやしびれが強くなる」ことは珍しくありません。
    むち打ち症や打撲は、時間が経ってから不調が表れるケースが多いため、必ず医療機関での診察を受けましょう。


  2. 医師の指示を守り治療を継続する


    途中で治療をやめてしまうと、炎症や損傷がきちんと治らず、後遺症のリスクが高まります。
    「少し良くなったから大丈夫」と自己判断せず、医師や理学療法士の指導のもとで治療を続けることが大切です。


  3. 日常生活での工夫


    • 長時間の同じ姿勢を避ける
    • 睡眠を十分にとる
    • 痛みや違和感がある場合は無理をせず休む

    これらを意識することで、回復を助け、後遺症を防ぐことにつながります。