はじめに
玉名市の平山整形外科医院へようこそ。
今回は多くの方が悩む「外反母趾」について、原因・症状・改善方法・当院での治療例をご紹介します。
1. 外反母趾とは
外反母趾(がいはんぼし)とは、親指が小指側へ曲がり、関節(母趾MTP関節)が突出してしまう変形です。進行すると痛み・靴の圧迫・歩行障害を引き起こすこともあります2. 主な原因
- 遺伝による足の形や関節のゆるさ
- 加齢やアーチの低下
- 無理な靴(先の細い、ヒールの高いもの)
3. 主な症状
- 親指の付け根が腫れて痛む
- 靴がきつく感じる
- 歩行時に不安定さを感じることも
4. 早期にできる改善法(保存療法)
- 靴選び:幅が広く、踵がしっかりしたフラット靴を選びましょう
- インソール・サポーター:アーチを支え、母趾への負担を軽減
- 足指体操:親指を動かし、アーチを支える筋肉を鍛える
5. 専門的な治療・リハビリ
- 物理療法(温熱・マッサージ)+手技療法
- インソール調整・動作改善指導
6. 当院での治療の特徴
- 理学療法士による歩行指導・リハビリ 症状によってはテーピング指導も実施
- 手術が必要な場合は専門医との連携も可能
7. Q&A
Q. 手術しなくても治りますか?A. 軽度〜中等度では保存療法で症状軽減が可能です。不安な方はご相談ください。
Q. 運動や仕事に支障はありますか?
A. 体操やインソールの併用で、日常生活や趣味への影響を軽減できます。
まとめ
外反母趾は、早期に適切な対処をすることで進行を予防できます。靴選び・体操・インソール調整で痛みが和らぎ、歩きやすさが戻ります。
当院では、日常生活の負担を軽減しながら根本改善を目指すため、丁寧な保存療法を提供しています。