スポーツ障害・外傷について
同じ動作を過度に繰り返すことで
炎症を起こすことがあります
スポーツが原因で生じる痛みは、急に強い力が加わったことによる脱臼や捻挫、骨折、肉離れなどのスポーツ外傷と、野球のピッチングなど同じ動作を繰り返すことで起こる疲労骨折や腱・靭帯の炎症などのスポーツ障害があります。それぞれの症状に応じて適切な施術を行います。また、痛みが出にくいフォームの指導も行っておりますので、繰り返す痛みがある場合はお気軽にご相談ください。
こんな場合はご相談ください
- スポーツ中にぶつかりケガをした
- 走ると膝が痛い
- 投げると肘が痛い
- 蹴ると痛い
- リハビリをしたい
- 痛みが出にくいケアの仕方を知りたい
- 痛みが出にくいフォームを教えて欲しい
代表的な疾患
野球肩
野球肩は、投球を繰り返すことで肩関節や周囲の組織に負荷がかかり炎症が起こった状態です。投球時に少し痛む程度から始まり、悪化してしまうと日常生活で少し肩を使うだけでも痛みを感じるようになります。痛みを少しでも感じたら放置せずにご相談ください。
野球肘
野球肩と同じく、投球を繰り返すことで肘に負担がかかり炎症が起こった状態です。負担が大きいフォームで投球を繰り返すと疲労が重なり発症しますが、逆に負担が少ないフォームであれば同じ球数を投球しても発症しません。痛めにくいフォームで投げられるようリハビリ指導も行えます。
上腕骨外側上顆炎(テニス肘)
テニス肘になると、手首を起こしたり、強く握ったりした際に強い痛みを感じるようになります。多くの場合は、安静時には痛むことはなく、物を持ち上げたり、タオルなどを絞る際に痛みを感じます。テニスを行う人に多く発症するのでテニス肘と呼ばれていますが、実際にはスポーツ以外の仕事や日常生活で発症することも少なくありません。
腰椎分離症
腰椎分離症とは、ジャンプや腰の回転を繰り返し行うことで腰椎に亀裂が入ってしまうことです。中学生頃に発症するケースが多く、スポーツ選手の30~40%の人が腰椎分離症になると言われております。腰椎分離症の後、徐々に分離すべり症に進行していく場合があります。
オスグッド・シュラッター病
オスグッド・シュラッター病とは、膝を屈伸する動きを繰り返し行った際に発症します。主に小中学生の時期にサッカーやバスケットボールなどのスポーツを行う子どもに発症します。成長痛と違い進行してしまいます。放置してしまうと長期間運動を休止する必要がありますので、痛みを感じたら早めにご相談ください。
肉離れ
肉離れとは、急に無理な動きをした場合に発症する、筋膜や筋繊維の損傷や断裂のことです。発症すると激痛が走り、運動を続けることが困難になります。急なダッシュやジャンプした場合に発症することが多いです。疲労の蓄積やウォーミングアップ不足が原因ですので、日頃のストレッチや運動前の準備運動は必ず行うようにしましょう。
シンスプリント
シンスプリントはオーバーユース障害の1つで、マラソンやジャンプなどの動作を繰り返し行うことで発症します。すねの中央から下にかけて疼痛が生じ、放置すると疲労骨折につながるケースもあります。
ジャンパー膝
ジャンパー膝とは、バレーボールやバスケットボールなどジャンプや着地動作を頻繁に行うスポーツや、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返し行うスポーツで多くみられる、オーバーユースに起因する膝のスポーツ障害です。
疲労骨折
疲労骨折が疑われる場合は当院でMRI検査を行い診断します。